【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2015-08-13

2015/08/13
二年目173

 むかついた一日でした。

「おいっすー」

 鈴仙が来たからです。

 本日のおやつ
 ・草だんご
 ・冷たい抹茶

「何しに来たの」
「草だんごおすそ分けに」
「ありがとうじゃあまたね」
「ちょっと」

 ずかずかと入り込みました。
 そしてなぜか私の部屋に来ました。

「あ、この漫画読みたい」
「へえ」
「ねえこの漫画読みたいんだけど」
「それは人里で買えますよ」
「でもここにあるよ」
「もう帰ってくれません?」

 帰ってくれませんでした。
 本当にうざいです。

「ねえねえ妖夢、この話のオチどういう意味?」
「貴方は……なんというか無粋ですねえ」
「教えてよ」

 しょうがないから教えてあげたら
 あー! と金切り声をあげて納得しているようでした。
 非常にうざかったです。

「さてじゃあそろそろ帰ろうかな。なんか師匠が私におつかい頼むって言ってたし」
「もう来ないでくださいね」
「また来るねー」

 帰って行きました。
 鈴仙はおやつが無ければ無価値です。
 おやつだけ来ればいいのになと思った一日でした。