2015/08/14
二年目174
「おほほハロー妖夢」
紫様が来ました。
本日のおやつ
・きびだんご
・くず餅
「あらあら」
「おほほ」
今日は三人でおやつです。
紫様と幽々子様は盛り上がっていますが私は気になっていることがあり
お話に参加できませんでした。
「さっきからどうしたの妖夢?」
「い、いえ、ちょっと」
「あら妖夢は気になるお年ごろなのかしらねえ幽々子。おほほ」
「青春ねえ」
「青いわねえ」
「青い果実ねえ」
「食べごろねえ」
「……」
言われ放題ですが黙っていました。
紫様の白髪に気づいただけなのですが
これは言ったら絶対に怒られるので言えませんでした。
「じゃあまた来るわね」
「ばいばーい」
「ま、またぜひ」
「……ふう。ねえ妖夢」
「なんですか?」
「紫白髪生えてたわね。ずっと気になっておやつを味わえなかったわ。
今度から気づいたらすぐ言うようにしましょう」
「……はい!」
私だけが気づいていたわけじゃありませんでした。
なぜだか安心します。
紫様に白髪が生えてたらすぐ言うことを近い、お布団に入ります。