【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2015-03-11

2015/03/11
二年目19

 鈴仙が修行場に居たので
 無言で修行場に入りました。

「あ、やっと来た。ねえ聞いてよ」
「……」
「てゐのやつがまた自分だけ責任のがれしてさ、私だけ今日の人参抜きなのよ」
「……今日は素振りから行きましょう」
「師匠もわかってないよね。表面しか見てないんだから。もっと中身を見てもらわないと」
「……」
「ねえ聞いてる?」

 聞いていませんでした。

 本日のメニュー
 ・肉じゃが
 ・焼きさやいんげん

 鈴仙のお弁当
 ・塩おにぎり
 ・かぼちゃの煮つけ
 ・玉子焼き

 よりによって人参のメニューです。
 鈴仙がじいっと見つめてきます。
 
「玉子焼きもかぼちゃもわけたげるから」
「……」
「人参ください」
「……」
「お願いします」
「しょうがないですねえ」

 じゃがいもをあげました。

「ぶっ……妖夢、違くて」
「……いまぶっ飛ばすとか言いかけませんでした?」
「違うよ、下さい」
「しょうがないですねえ」

 いとこんをあげました。

「……」
「……」

 人参をあげました。

「やったあ!」
「なかなかかぼちゃ美味しいですね」

 なんだかんだウィンウィンな関係だと思います。
 
「もぐもぐ。煮付け方が甘いわね」

 だけど調子にのるところは嫌いです。