【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2014-12-12

2014/12/12

「こ、これはこれは」
「どうぞ」
「いただきましてまいります」
「丁寧すぎて変な言葉になっているわよ」

 紅魔館の図書館に来ました。
 魔女は丁寧な対応、それと茶葉を持って行くと機嫌が良くなるのは本当だったようです。

「おいしい!」
「それは良かった。ゆっくり見ていってね」

 本日のおやつ
 ・おいもまんじゅう
 ・おれんじぺこ

 まさか紅魔館で和菓子が食べられるとは思いませんでした。
 きっと咲夜が気を遣ってくれたのでしょう。

「おいしい」
「そうね」
「これはさつまいもですね。おいもの甘みはあんこよりも控えめなのが良いですね。
 いくらでも食べられます」
「そうね」
「読書に夢中なんですね」
「そうね」

 魔女はおいもを片手にページをめくっています。
 すっかり入り込んでいるようです。
 ということで私も私で勝手に本を探すことにしました。
 司書の赤い人が手伝ってくれて、無事本を借りられました。

「幽々子様、借りてきましたよ」
「悪いわねえ。あーこれこれ」
「これ読んだことあるのですか?」
「うん、四回目よ。ああ待ち遠しかった」

 読み終わったら貸してもらおうと思います。
 楽しみです。
 「もけらもけら」とはどういう本なのでしょう。
 非常に楽しみです。