【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2014-05-18

2014/05/18

 私を含めた手伝い6人と幽々子様で妖怪の山へ出向きました。
 あまりにもいい天気だったので今日は山の麓でバーベキューをやろうという次第です。
 
 本日のメニュー
 ・お肉!
 ・おやさい

 外で食べるお肉やおやさいはとても美味しいです。
 私はじゃんけんで勝って準備係になったのでごはんは美味しく食べられました。
 (お手伝いさんの中で負けた二人は焼く面倒を見る係なので結構辛いです)

「妖夢、おいしい」
「もちろんです。空気もお肉もおやさいも美味しすぎてもりもりいけてしまいます」
「そう、じゃあこれを上げるわ」
「わあいウインナ」
「だからちょっとあれの相手をしてきてくれない? 一応知り合いでしょ?」
「もぐ?」

 幽々子様がお箸で指した先には以前お世話になった天狗が立っていました。
 立ち退き命令でしょうか。
 私は気合を入れて天狗の所へ向かいました。

「こんにちは妖夢さん」
「こんにちは。なんの用でしょう」
「あやや、そんなに野暮なことはしませんよ。ただ上から言伝を」
「はい」
「ゴミは持ち帰ってくださいね、と」
「え、それだけ?」
「もちろんです。私たちは、山が好きな人達が好きなのです。
 少なくとも、私たちの棲んでいる場所何ですから」
「そうですか、すみませんなんか、引き上げてくれとか言われると思ったもので」
「あやややや。私たちがそんな悪い妖怪に見えますか」
「い、いえそんな」
「まあそれだけです。楽しんでいってくださいね。今は川も冷たくて気持ちいですよ」
「ありがとうございます」

 そういうと射命丸さんは飛び去って行きました。
 肩の荷が下りました。
 さあバーベキューの続きです。

「天狗さんなんだってー?」
「ゴミは持ち帰ってくださいね、と」
「そんなの言われなくても持ち帰るわよねえ。失礼しちゃう」
「あはは」

 ふと先ほどのことを思い出しました。

「幽々子様」
「なあに?」
「よむむむむ」
「?」
「なんでもないです」

 ハラミが特に美味しかったです。
 またやりたいなあ。