【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2014-04-23

2014/04/23

 今日は晴れました。
 しかも花粉もない素晴らしい気候です。
 私はこういう日が大好きです。
 ついついなにも無いのに浮かれてしまいます。
 ですが、あまり浮かれてはいけません。
「あらあら妖夢、あんまりそんなに浮き足立っていると、どこかに飛んでいってしまうわよ。
 貴方がいなくなっては私は誰とおやつを食べればいいのかしら」
 なんて幽々子様言われてしまうに決まっているのです。
 想像ですが、きっとこんなことを幽々子様は言うでしょう。
 私にはわかります。

 本日のメニュー
 ・おにぎり(からあげ)
 ・おにぎり(ミートボール
 ・おにぎり(野沢菜の塩漬け))

 今日はY子さんの気持ちが適当な日だったのでしょう。
 このお昼ごはんを見ればわかります。
 なんでもかんでもおにぎりの中に入れればいいってもんじゃあありません。
 まあ私はお米が好きなのでいいのですけど。
 そんなこんなでいつもの修行に加えて今日は新たなメニューを加えました。
 その名も『お水よけ』
 修行場に有る溜池を救い、上にばらまく。
 それを一滴も当たること無く、私の溜め瞬間初速ダッシュで避けるという修行です。
 短時間のためでいかに正確に動くかが問われるちょう難易度の修行です。
 私はびしょびしょになってしまいました。
 修行に『楽しさ』は必要ない、というのはおじい様の教えですが、なかなか楽しかったです。
 しかし、浮き足立ってはいけません。
 私は飛んで行く気なんてさらさら無いんですから。
 私は気を引き締め、白玉楼に戻りました。

「ふんす、ふんす」
「あら、どうしたの妖夢、そんな気合を入れて」
「浮き足立つわけにはいきませんから」
「あらそうなの。ふうん。でも妖夢、そんな気持ちを重くしてしまってはダメよ。
 貴方は漬物石にでもなるつもりなの?
 貴方が漬物石になってしまったら私は誰とおやつを食べればいいのかしら」

 ……私はどうすればいいのでしょう?