2019/10/22
六年目246
「妖夢ちゃん、今日の晩ごはんは何がいい？」
「私が決めて良いんですか」
「まあ参考に」
悩みました。
細かく言うと三十分は悩みました。
「Ｙ子さん」
「あ、どこ行ってたの」
「ちょっと走りながら考えてました」
「……そう」
「チキン南蛮が食べたいです」
「あー、まあ面倒じゃないわね。了解」
ということでチキン南蛮が晩ごはんになりました！
本日のメニュー
・チキン南蛮丼
・ほうれん草とコーンのサラダ
・冷やしトマト
「うはー丼になりましたか」
「洗うの楽になるからねー」
南蛮丼は他にキャベツ、ブロッコリーと一緒に甘いタレとタルタルがかかっています。
最高です。
「結構カロリー高いからね」
「大丈夫です走ってました」
「まさかあれから？」
「はい」
「幽々子様、おたくの妖夢ちゃんちょっと食べ物に対する執着が強すぎる気がするんですが」
「前から意地汚いのよねー」
幽々子様が言うセリフではありません。
幽々子様が十分強いです。
幽々子様だって同じです。
幽々子様あっての私です。
主人あっての従者です。
そういうことです。
