2019/09/15
六年目209
ふとあんこが食べたくなりました。
修行帰りにこそっと里へ行くことにしました。
いつもの甘味屋さんのあんこが恋しかったのです。
本日のおやつ
・あんころ餅
・ほうじ茶
「やはりここのあんこは美味しいです」
「同感です」
「あれ先生」
慧音先生は気づくと私の隣にいることがあります。
とくに甘味屋での遭遇率は中々なものです。
「妖夢さん、お茶のおかわりもらいますか?」
「そうですね」
「すみまーせん、お茶のおかわりを」
「はーい。そっちのちっこいのは?」
「もしかして私のことですかね。もらいますが」
そういえばここのおばちゃんは口が悪いです。*1
「慧音先生、私はちっこいですか?」
「……私は背が高いので、並んでるとそう見えるのかも知れないですね」
なんか気を使ってもらいました。
優しいです。
なので私は小さくないです。
ですが、ごはんをいっぱい食べることにします。
いつか慧音先生や幽々子様みたいな体つきになりたいです。
*1 2018/12/17 五年目302