【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2019-08-11

2019/08/11
六年目174

「うげ」

 修行場に行ったら汗だくのルーミアと鈴仙がいました。

「え、なんですかこれ。ちょっと鈴仙」
「はあはあ、弾幕ごっこしてた」
「はあ……なぜ人の修行場で」
「この妖怪がなんかふよふよしていたから丁度いいと思って」
「それで負けたんですか」
「負けじゃないわよ。惜敗よ惜敗!」
「負けてるじゃないですか」

 鈴仙は雑魚です。

「ルーミア、しにそうですね」
「暑いー、もういやだこの兎ずっと粘るんだもんー」
「お弁当食べます?」
「食べる!」

 ルーミアはすぐ元気になりました。
 さすが勝者です。勝者の余裕です。

「鈴仙はいらないですよね」
「なんで決めつけんの?!」
「負けたやつが食べられるとでも?」
「……ぐぬぬ」
「ルーミア、食べすぎないでくださいよ」
「あとで里のお弁当おごるから全部頂戴」
「あ、それならオーケーです。美味しいです?」
「めちゃんこ」
「あとでうちのシェフに伝えておきます」

 全部あげたのは怒られるかも知れませんが、ここに求めてる人がいるならY子さんもあまり言わないはずです。

「じゃあ食べ終わったら里にいきましょう。おごってください」
「ん、もぐもぐ。じゃあそれ終わったらデザート食べに行こう」
「素晴らしいお誘いですね。じゃあ行きましょうか」
「え、私は?」

 鈴仙もなんかついてきました。
 ともかくルーミアがよく行くお惣菜屋さんのお弁当は美味しかったです。

 本日のメニュー
 ・親子丼弁当
 ・たくあん

 次は私も混ぜてもらいましょう。
 弾幕ごっこは楽しいですから。