2019/05/28
六年目99
本日のメニュー
・天ぷら（きのこ、山菜）
・にんじんとごぼうの炊き込みごはん
「あらーまあ」
「あらーまあまあ」
「妖夢、馬鹿にしてるの？」
「いえしていません」
幽々子様の真似をしたら怒られました。
でもこれはあらーまあまあです。
きのこと山菜のいろいろ天ぷらです。
「Ｙ子さんこれ大変だったんじゃないんですか」
「うんまあ。でもツシマちゃんとか手伝ってくれたし」
「そうなんですか」
「妖夢ちゃんがいびきかいてるときにね」
「私いびきかきません」
「でも昼寝めっちゃしてたよね」
「すみませんめっちゃしていました」
最近修行の後へろへろになってしまうのです。
暑いから仕方ありません。
夏のせいです。（まだ春な気がしますが）
「妖夢、Ｙ子さんは手伝っておきなさい」
「もちろんです幽々子様」
「……なんか今の裏を感じるなあ」
Ｙ子さんがいぶかしんでいました。
きっと幽々子様の言葉には「手伝うとご褒美的なものがあるよ」が含まれていたに違いありません。
「でも妖夢ちゃんよく清掃側来るよね。私とかフミタのとことか」
「まあ、部屋が近いので」
「ふうん」
「……Ｙ子さん、別に毛嫌いしてるわけじゃないですよ」
「どうだか」
なんか変な感じになってしまいました。
でもＹ子さんとカセさん、どちらかが好きでどちらかが嫌いなんてことは絶対にありません。
もう何年も共にやってきた従者仲間です。
これはＹ子さんにちゃんと言いに行かないといけません。
「ということであとでＹ子さんの部屋行きません？」
「久しぶりに行くか」
カセさんを誘いました。
今から三人の女子会です。
楽しんできます！
