【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2019-05-14

2019/05/14
六年目85

「うーん……」

今日は修行場に行くか悩みます。
なぜなら今日はこいしちゃんの日です。*1*2*3

「はいお弁当」
「ありがとうございます。今日のおかずはなんですか」
「餃子とチンジャオロース。あと肉団子」
「また美味しそうですね!」

こういうときに限って美味しそうなお弁当です。
おべんとうはもらいましたが庭先で迷います。

「うーん」
「どうしたの?」
「修行場にいくとこいしちゃんに出会いそうで怖いんです」
「こいしちゃんていうのはあのキュートなお目々のおしゃれ帽子をかぶっている」
「え」
「それで髪の毛はくるるんでいつも明るく元気な笑顔の」
「う、うわあ!」

こいしちゃんすでに居ました。
気づいたら私の後ろでお弁当の様子を伺っています。

「こんにちは」
「こ、こんにちは」
「今日はいい天気ですね」
「くもりですが……」
「お弁当をください」
「い、いやです!」

こいしちゃんに言われるとなにか断れない感じがします。
だから断固拒否です。

「しゅん……」
「しゅんとしてもだめです!」
「せっかくお弁当交換しようと思ったのに」
「え」

こいしちゃんはそういって唐草模様のふろしきをかかげました。
そういう話なら別です。
こいしちゃんとお弁当交換をしました。

本日のメニュー
・餃子
・チンジャオロース
・肉団子

・おさかなのソテー
・ロールパン

「え、おさかなだ」
「おさかなよ」

とても美味しいおさかなの料理でした。
珍しいです。

「こんなにいいもの頂いたなら私もこちらをどうぞ」
「わーこういうの好き。おしゃれなのより油よね油」

意外にたくましい食事が好きだそうです。

「ごちそうさまでした」
「ごちそうさまでした」

ということで何事もなく美味しくいただきました。
こういうときもあるんです。
ごちそうさまでした。おさかなはとても美味しかったです。

……何のお魚かはなぞですが。気にしないことにします。

*1 2018/05/14 五年目85
*2 2016/05/14 三年目86
*3 2014/05/14 日記83