【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2019-05-01

2019/05/01
六年目72

 今日はいい天気だったので修行を念入りにしました。
 おかげで汗をいっぱいかきました。
 最近暑くなったり寒くなったりで大変です。

「おつかれっす妖夢ちゃん……って雨?」
「あれフミタさん、カセさんとお昼一緒にいるの珍しいですね」
「カセさん、雨降ってるっぽい」
「マジ? フミタ、ツシマちゃん呼んできて」
「え、いやあの」

 私の汗だくを雨だと勘違いしてしまいました。
 二人は洗濯物のところまでダッシュです。

 本日のおやつ
 ・抹茶ロールケーキ

「はい、じゃあ誰が悪いか決めたいと思います」

 ということでカセさん、フミタさん、ツシマさんの四人でおやつです。
 カセさんが司会をつとめます。

「私はただ呼び出されただけなんですが……」
「うん、じゃあツシマさんは悪くないね。あと私も悪くないでしょ」
「はい」
「はいフミタ」
「カセさんがツシマちゃん連れてきてって言ったのは少し悪いと思います」
「え、なんで」
「だって被害を拡大させたでしょ」
「……今は根本的な話をしてるの」
「じゃあ妖夢ちゃんじゃん。紛らわしい汗かいて」
「汗は仕方じゃないですよね?!」
「でもカセさん、汗を雨だと勘違いしたのはフミタさんなので、妖夢さんは悪くないですよ」
「ツシマちゃんは敵か……」
「い、いやフミタさん、敵だとかじゃなくてですね」
「これ収集つきます?」

 ということでもう何が何やらでした。
 決着はつきません。

「何ごちゃごちゃ言ってるの」
 
 途中でY子さんが入ってきました。
 経緯を説明します。

「そんなの、この天気のせいよ。もうまいっちゃうわじめじめして、お買い物にもいけないし」

 ということでもう天気のせいになりました。
 これが平和でいいです。
 ロールケーキのように、まるくおさまりました。
 おしまい。