【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2019-03-20

2019/03/20
六年目30

「はいじゃあ妖夢ちゃんはこれ」
「はい」

 Y子さんに唐突にかごを渡されました。
 いつものお買い物かごとは違う大きいやつです。

「なんですこれ」
「さんさい」
「え」
「山菜とってきて」
「え」
「美味しいの頼むわよ」

 ということで山へ山菜狩りに行きました。
 
 本日のメニュー
 ・きのこ炊き込みおにぎり
 ・野沢菜たまご焼き

「暖かくて良かったです。お弁当も美味しい」

 ピクニックな気分でした。
 朝は寒かったのですが、お昼ころは少し歩くと汗ばむ陽気です。

「ふむ」

 意気揚々と来たものの、私は山菜について詳しくありません。
 どれが食べられるのかわからないのです。

「ということで美味しそうなの適当にみつくろってきました」
「うん、まあいいけど」

 Y子さんは微妙な顔をしていました。
 どうやら明後日開催のお花見に使うようです。

「あ、でもそれなりに的確」
「え、本当ですか」
「これは雑草だけど」
「はい」
「これも」
「はい」
「これも」
「結構ありますね」

 半分くらいは食べられました。
 良かったです。これがどうなるかお花見までのお楽しみです。
 準備は大変ですが、いっぱい美味しいものが合ってお酒も飲めます。
 さあ、忙しくなります。