【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2019-01-22

2019/01/22
五年目338

「ぬ」

修行場で修行をしていると気配を感じました。
姿を見せないことから察するにきっと隠れて私の事を見ているのでしょう。
敵意は感じないのできっと知り合いです。

「どなたですか」
「あれ、見つかった」

物陰から出てきたのは、影でした。

 本日のおやつ
 ・きなこ黒蜜こしあん団子

「うひゃあ美味しい」
「だしょ」

 影の正体はルーミアでした。
 なぜ隠れていたのかはわかりませんが、お土産を持ってきてくれたので有り難いことこの上ないです。

「わざわざこんな所まで。美味しい」
「限定品だよ」
「そんな貴重なもの、いいんですか?」
「いやね、お酒飲みたくなっちゃって」
「ん?」

 何やら話が噛み合っていません。

「ちょっと意味がわからないんですが」
「ほら。ご主人の分もあるよ」
「……もしかしてこれを餌に宴会をしようとしていません?」
「お酒は持ってきたんだけど今日誰も見つからなくてねー。ここ料理美味しいし」

 どうやらそんな下心があったようです。
 ということで今日はルーミアを含めた宴会です。

「ところでなんで隠れてたんですか?」
「なんか驚かそうと思ったんだけど、どうしようかなって迷ってて」

 それだけの事でした。
 ですが考えは小賢しいです。
 でもまあ、新年会以降何もなかったのは事実です。
 今日は甘い物とルーミアのお酒で楽しくやりましょう。
 幽々子様ものりのりでしたし。
 いってきます。