2018/12/17
五年目302
どうやらそういう季節なようなので、お汁粉を飲みました。
里で配っていたのです。
本日のおやつ
・お汁粉
「いやああまい。美味しいです。いいです。寒い中食べるお汁粉」
「同感です」
慧音先生とお汁粉をいただきました。
慧音先生曰く、こういうのでお客さんを集めて他のもを買ってもらう作戦だそうです。
「慧音先生、おかわりは? あとそっちのちっこいのも」
「頂いてもいいですか?」
「ちっこいのってもしかして私です? もらいます」
お茶屋のおばちゃんは口が悪いです。
私はちっこくないです。
「それにしても美味しいです」
「冬はこれですよね」
「あ、慧音先生!」
慧音先生に声をかけたのはどうやら寺子屋の生徒のようです。
慧音先生はしまったという顔をしていました。
「妹紅さんが探してたよ先生」
「あーうん。すぐ戻るように言っておいて」
「はーい」
「あああと、お団子をあげるから妹紅にこのことをいったら駄目。駄目ですよ」
どうやら最近忙しいらしく、何か外に用事を作っては休んでいたようです。
藤原さんには内緒でです。
「なるほど」
私は思わず声を漏らしました。
今月は師走です。
だから先生は忙しいのです。
納得でした。
慧音先生は一気にお汁粉を流し込み帰っていきました。
頑張ってください。
そしてまた今度は神社の忘年会であいましょう。
お疲れ様です。