2018/12/09
五年目294
「は? まるで冬なんだけど」
「冬ですよ」
フミタさんと庭のお掃除をしました。
フミタさんは季節に怒っていました。
「まあ、こういう時はY子さんが温かくて美味しいおやつを作ってくれますよ」
「もうさ、その妖夢ちゃんの発言」
「はい?」
「本当に温かくて美味しいものか、真逆なものかの二択になるじゃん?」
「そうですか?」
「なんかだいたいそうじゃんこういうのって。あー妖夢ちゃんが言わなきゃ無限の選択肢だったのに」
「私のせいですか」
「おうとも」
「なんで男前な返事なんですか」
ということで期待していた今日のおやつは。
本日のおやつ
・焼き芋
「は? まるで冬なんだけど。Y子ちゃん最高」
「ほらー」
「別に妖夢ちゃんの手柄じゃないし。あーんまい」
なんか腑に落ちないですが、ともかくこんな寒い日の焼き芋は幸せの一言です。
ずっと焼き芋でいいです。
冬の間はずっと焼き芋。
それはもう、この世の天国です。(書いてて意味がわかりませんでした)