2018/10/18
五年目242
「カセさん、来ましたよ」
いつもの秘密の飲み会に参加するためにカセさんの部屋に行きました。
「やっほう」
「……」
「……」
カセさんがいました。
フミタさんもいました。
そして幽々子様もいました。
秘密の飲み会なのに。
本日の秘密?のお酒
・ウイスキーソーダ割り
・ろじょうはなあり
・バウムクーヘン
・ピーナッツ
・うずらのゆでたまご
・ベビースターラーメン
「おすそわけー」
「あ、あざっす」
「ありがざっす」
カセさんもフミタさんもなんだか恐縮しまくっていました。
無理もありません。
これは秘密の飲み会なんですから。
「じゃあゆっくり楽しんでねー」
「え、もういくんっすか。しゃっす」
「だって私が居たら楽しめないでしょう? 私はおすそわけしにきただけよ」
「あ、あざっす。ゆゆさましゃっす。うぃっす」
「フミタ、もうそれは失礼よ」
カセさんが特に恐縮していました。
幽々子様は本当にそれだけで、部屋に戻っていきました。
「……妖夢ちゃんどう思う?」
「幽々子様のことなんて考えてもわかりません」
「……確かに」
「そいじゃゆゆ様のお酒しゃっす」
ということできれいな名前の日本酒を頂きました。
ろじょうはなあり、というらしいです。
「おいしい」
「うん」
「んまい」
とても美味しかったです。
幽々子様の真意はわかりませんが、今日も楽しかったです。
ほろ酔い気分でおやすみなさい。
いえーい。