2018/9/17
五年目211
「……」
「これ妖夢ちゃんきる?」
「……切るなら私の専門ですけど」
「じゃなくて」
フミタさんが下着を持ってきました。
いつもと違います。
「なんですか、この、紐の。阿呆じゃないですか」
「履かない?」
「履きません」
下着の意味をなしていない下着です。
色も紫で、おばさんみたいです。
「誰用なんですか」
「なんかサービスでったんよね。うちっていつもいっぺんに買うじゃん?」
白玉楼の下着事情は清掃グループの方々が握っています。*1
「とりあえずカセさんを酔わせて履かせてみよっか」
「怒られますよ」
「妖夢ちゃん、想像しんさい」
「え」
「あのクールで格好つけてるカセさんがこの下品な下着を履いてるところを」
「……面白そうですね」
「よしきた」
ということで今からカセさんの部屋に向かいます。
本日の秘密のお酒
・はなあび
・ほうおうびでん
・ポテトチップ
・クリームチーズ
・クラッカー
・五円チョコ
この豪華なお酒でやってきます。
楽しみです。
ふへへ。
*1 2016/01/07 二年目317