2018/4/04
五年目45
「夏じゃないですか」
修行場から汗学で帰宅しました。
通りすがった幽々子様が私を見て鼻を抑えていました。
「幽々子様臭くないですよ」
「今日のおやつはバナナケーキ」
「え！」
「早く清めてきなさい」
清めてきます。
バナナケーキは風味も楽しむものです。
汗臭くてはいけません。
……汗臭くないです。
本日のおやつ
・バナナケーキ
「ありがたや」
「ありがたや」
「……めしあがれ」
Ｙ子さんが引いていましたが幽々子様とありがたがりました。
バナナケーキは美味しいですし牛乳ともあいます。
「幽々子様ってたまに悪乗りしますよね」
「え、なにそれＹ子さん。私はいつもＹ子さんありがたやーと思って」
「なんか、そういうとこです」
「……だめ？」
「だめじゃないですけど妖夢ちゃんが調子に乗るので」
こっちきました。
「そう……じゃあ気をつけるわ」
「はい。わかってもらえて嬉しいです」
「私お二人になにかしました？」
なにか最終的には私がからかわれていました。
油断ならないです。
白玉楼は油断ならない場所です！
