【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2017-10-06

2017/10/06
四年目229

「え。忘れてました」
「言ったのに」

 今日はフミタさんのやる障子掃除を手伝う日でした。
 忘れていました。

「忘れてないですよ。少しだけ頭に無かっただけで」
「二秒前に忘れてたって来たようなきがするけど」
「幽々子様には内緒にしてください」
「どうしようかな」

 フミタさんはニヤニヤ笑っていましたが
 ともかく丁寧に手伝いました。

 本日のおやつ
 ・水ようかん

「夏も終わりですね。水ようかんも終わりです」
「幽々子様、聞いてくださいよ」
「あらどうしたの」
「もーすぐ言いますね!」

 さっき言ったのに!

「あらフミタさん、どうしたのまた妖夢が何かしたかしら。突然春を集めだしたり」
「それ幽々子様に言われてやったやつです!」
「いやいや、大した話じゃないんですが今日のお手伝いを忘れてたみたいで」
「それはいけないわ妖夢」
「でも妖夢ちゃん、作業が丁寧だから助かります。またお願いしてもいいですかね」
「いいわよー使ってあげて」

 何やら褒められましたが仕事も増えた気がします。
 ううむ、怒れなかったです。

「フミタさんは時々何がしたいかわかりません」
「あたしゃなーんも考えてないよ」

 嘘です。
 フミタさんはずる賢いです。
 幽々子様と気が合うんですから間違いありません。

 ……この日記は誰にも見せられません。
 内緒、内緒の日記です。