2017/09/26
四年目219
「幽々子様なんですかこれ」
「焼かない焼きそばよ」
「はあ」
「紫が持ってきたの」
「こういうの紫様が持ってきたらオッケイみたいな風潮ありますよね」
「紫ってそういう役だから」
「そうなんですか」
そうみたいです。
今日のおやつは焼かない焼きそばを五人で分けました。
本日のメニュー
・焼かない焼きそば
「この袋を入れて、お湯を入れるの」
幽々子様が焼かない焼きそばを作ってくれました。
作り方は簡単でした。
Y子さんはなんか不服そうでした。
「はいじゃあまず妖夢」
「な、なぜ!」
「こういうの最初妖夢じゃない」
「うう……ナコさん」
「妖夢ちゃん、お箸ですよ」
ナコさんでさえそういう感じでした。
こうしていじめはおきるのです。
「ずぞ」
「どう?」
「もぐもぐ。なんか、変な味です。美味しいですけど」
焼いていないのでもさもさしています。
正直まあまあです。
「まあまあです」
「あら。じゃあ私が」
幽々子様、カセさん、ナコさんと食べて最後にY子さんです。
「私のが百点なら三十点ね」
何か言っていました。
流石です。
自信満々です。
今度はY子さんの焼きそばが食べたいです。
ちゃんと焼いてるやつ。