2017/08/19
四年目181
明日は夏祭りなので里に行ってお手伝いをしました。
こういうところで手伝っておけば明日サービスしてもらえるから
という幽々子様の悪魔のささやきは聞こえないふりをしました。
「ということで鈴仙、屋台を組み立てるけど、一人でできる?」
「ねえ、おかしくない?」
鈴仙は一人で屋台を組み立て、私と早苗はちょうちんをひっかけるおお仕事です。
おかしくなんてありません。
本日のおやつ
・かき氷(正真正銘のいちご)
「皆さん、かき氷配ってましたよ!」
「ひゃっほう! 有難うございます!」
早苗は気が利くのでかき氷を持ってきてくれました。
しかも特別かき氷です。
なんと氷の上にいちごが乗っているのです。
いちごシロップといちご。
これこそ正真正銘のいちごかき氷です。
「キンキンのいちご美味しいです」
「妖夢さん、こっちレモンなので交換しましょう」
「もちろん」
「ねえ私も」
「鈴仙はなんですかそれ」
「ブルーハワイ」
「あまり惹かれませんね」
鈴仙はかき氷のセンスもいまいちです。
かき氷はいちごが一番なのに。
「あ、でも美味しい」
「でしょ!」
「うざったいのでえばらないでください」
夏なのに相変わらず暑苦しい鈴仙でした。