2017/07/31
四年目162
本日のメニュー
・マグマチャーハン
「……」
「……」
「……」
「妖夢ちょっとシェフ呼んできて」
「幽々子様、目の前に居ます」
「私がシェフです」
幽々子様、カセさん、ナコさん、私でY子さんを見つめました。
お昼、何やら目の前にとんでもないものを置かれたかと思ったら
Y子さんは「マグマチャーハンよ」と元気よく言いました。
「シェフ、これはどういうものか説明して」
「まずにんにくとニラと玉ねぎとチャーシューです。たっぷりです」
「ええ」
「そこから山椒たっぷりマー坊豆腐です。激辛です」
「なるほど」
「最後にチョリソーを敷いてハラペーニョソースをどばっと」
「皆わかったわ。Y子さん暑さにやられたのよ」
「お残しは許しませんよ? スタミナつきますよ?」
Y子さんが本気でした。
からさとにんにく、豚肉、にら、スタミナは確かに完璧です。
ですがあまりにもマグマです。
「はいY子さん」
「なにカセさん」
「マヨつけていい?」
「あ、私も欲しいです」
「うーん却下!」
「……鬼畜」
「……鬼ですね」
カセさんもナコさんもうなだれていました。
鬼です。
マグマです。
夏です。
からさです! ひゃっほう!