2017/05/18
四年目89
なんか寒くなったり熱くなったり変な感じです。
春はふらふらと私達の周りを飛び交っています。
「あたい」
妖精もそれは同様です。
本日のメニュー
・氷ぜんざい
「なんですかこれ美味しいです」
「あたい」
「そうねえ、貴方の力ねえ」
幽々子様は妖精をよしよししていました。
妖精はあたい、だのあつい、だのうざい、だの言っていました。
「しかし妖精もあなどれないですね。こんなお菓子を作れるなんて」
「私が作ったやつに氷いれただけじゃない」
Y子さんがぶうたれていました。
幽々子様が妖精ばかりにかまうからです。
「幽々子様、Y子さんがぶうたれていますよ」
「そんなY子さんが大人げないわけ無いでしょ」
「ぶう」
「ほら」
「ありゃま」
幽々子様がY子さんを元気づけるという珍しい光景がみられました。
美味しいおやつと珍しい光景でお腹いっぱいです。
妖精は気付いたらいなくなっていました。
そして気付いたらすっかり寒くなっていました。
冷えないようにあったかくしておやすみなさい。