2017/05/09
四年目80
「きえー!」
「何してるんですかY子さん……」
「ほっほっ」
「私もあまり得意ではないですが功夫を積むにはですね」
「あちょー! って違う違う」
Y子さんが中国拳法に目覚めたかと思いました。
どうやら蚊がいたようです。
白玉楼に紛れ込むなんてハッスルな蚊です。
「まあまあY子さん落ち着きなさい」
「幽々子様」
「ここは妖夢に任せましょう。何のために」妖夢を白玉楼に置いてると思ってるの
「蚊のためじゃあ無いんですけど」
「いいから退治しなさい。私たちはバウムクーヘンでも食べながら待ってるから」
「ず、ずるいです!」
本日のおやつ
・バウムクーヘン
急いで蚊をしとめました。
申し訳ないですが、私も食べるためです。
すみません。
「勝利の味は美味しいです。もぐもぐ」
「みてY子さん、蚊を倒しただけなのに満足そう」
「妖夢ちゃんですねえ」
勝利の味はなんだって美味しいんです。
かちんときましたが我慢します。
バウムクーヘンは美味しかったです。
また夏頃に食べたいです。