【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2016-09-17

2016/09/17
三年目211

「えぁすいす」

 きゅうりの里に来ました。
 店員さんはやる気のない返事で機械いじりをしています。
 そこのところ、河童です。

「あのこれください」
「えぁすいす」
「あとあの肉まんも」
「ぁす」
「はいお金」
「ぁろしらー」

 呪文を言う店員さんでした。

 本日のメニュー
 ・肉まん
 ・サラダマヨおにぎり
 ・フランクフルト

「はい鈴仙」
「わあありがとう! ……おつりごまかしてないよね」
「そんなケチなことしません」

 次からすることにします。
 
「なんでまた河童のお店に?」
「ずっと気になってて」
「人見知りだなあ」
「しょうがないでしょ」

 しょうがないの意味はわかりませんでしたがまあいいです。
 久しぶりにこういうご飯を食べました。

「美味しいですか?」
「うーんわかんない」
「そう」

 鈴仙は阿呆舌でした。
 顔だけじゃなくて舌も阿呆となると可哀想になってきます。

「フランクフルト一口あげる」
「珍しいね、そっちから」
「うん」

 可哀想だからです。