【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2016-08-16

2016/08/16
三年目179

「ふ、ふひい」
「お疲れ様です!」
「お疲れ様です!」
「お疲れ様です!」

 幽々子様のお仕事が終わりました。
 お祝いパーティです。

 本日のお酒
 ・フライドチキン
 ・枝豆
 ・冷奴
 ・麦酒

「幽々子様、夏のわくわく晩酌セットにございます」
「あらー乾杯」

 Y子さんが本気を出しました。
 
「幽々子様、こちらは最高級今治タオルにございます」
「あらー気持ち良い」

 カセさんが本気を出しました。

「幽々子様、あそこを御覧ください。頑張って剪定しました」
「あらー熊ちゃんの形」

 なので私も本気を出しました。
 庭木を熊の形に変えたのです。

「私はあなたたちにこんなに良くしてもらって幸せねえ」

「いえいえ」
「当たり前のことです」
「私たちは幽々子様の為の従者です。」

 上から私、Y子さん、カセさんの反応です。
 当然です。

「でもね、あれ見えちゃってるの」
「え?」
「え?」
「え?」

 幽々子様の指先には昨日やった従者宴会の部屋がありました。
 ふすまがちょっと開いて中が見えてしまっています。

「……」
「……」
「……」
「昨日はお楽しみだったみたいねえ」

 ゆっくりと三人でお片づけをしました。
 あとでお説教のようです。
 ……明日もこの日記をかけると信じて。