2016/06/02
三年目105
「あっ」
朝ごはんを待っている間に思い出しました。
昨日、私は倉庫の整理の当番でした。
「あ、あのカセさん」
「なに?」
カセさんは眠そうでうつらうつらしていました
「昨日、あの、倉庫の掃除なんですが……」
「あ、やっと気付いた?」
「え」
「私がやっといたよ」
「え! Y子さんですか」
Y子さんが朝ごはんをもってやって来ました。
本日のメニュー
・フレンチトースト
・グリーンサラダ
・ポテトサラダ
・ハムエッグ
「Y子さん……ただでさえお忙しいのに」
「妖夢ちゃんいつ気付くのかなーってカセさんに内緒にしててもらったのよん」
「……」
「妖夢ちゃん、言うことは?」
「ありがとうございます。そしてすみません」
「ご飯食べたら肩もんで」
「もちろんやらさせていただきます」
朝ごはんのあと、肩をもみました。
今後無いようにします。
Y子さんにこれ以上負担はかけられません。