2016/01/24
二年目334
お風呂からあがって髪の毛を乾かしていると
おだいどこからY子さんとカセさんの声が聞こえてきました。
「うーん」
「私はわからないわよY子さん」
「一口だけ食べてみない?」
「食べてみない」
「カセさんよく変なの食べてるじゃない」
「変なのって」
「だってもったいないし」
「捨てなよ。もうダメそうだって」
何やら揉めていたので突っ込んでみました。
「うおー何してるんですか」
「にやり」
「にやり」
なぜかにやりとされました。
本日の秘密のおやつ
・古い栗どら焼き
「な、なんですか二人共」
「妖夢ちゃん、おなかすいてない?」
「さっき晩ごはんを食べたばかりじゃないですかY子さん」
「なんか甘いものが欲しくなってこない?」
「そう言われると欲しくなってきますカセさん」
「はいじゃあどうぞ」
「美味しそうな栗どら焼きだよ妖夢ちゃん」
二人に薦められるがまま食べました。
美味しかったです。
「どう?」
「普通に美味しいですよ」
「そう、じゃあいけるわねカセさん」
「うん。私は食べないけど」
なにか使われました。
いいように使われました。
明日のおやつは栗どら焼きです。
先行おやつです。
不思議とおなかがもやもやします。
お手洗いに行ってきます。