【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2015-12-05

2015/12/05
二年目286

「うむむ」

 おだいどこでうなりました。
 ケーキを作ろうとしているのです。
 
「Y子さん、レシピを読んでもわかりません」
「やる気よ」

 ちょっと良くわかりませんでした。
 Y子さんは従者部屋でおせんべいをかじりながら適当に返事をしていました。

「Y子さん、ちょっと休憩します」
「さっきから休憩してばっかりねえ妖夢ちゃん」

 本日のおやつ
 ・しょうゆせんべい
 ・のりせんべい

「ばりぼりぼりぼり」
「ばりばりばりぼり」

 クリスマスに間に合いますかね
 妖夢ちゃん次第よ、と会話しました。

「まず最初は自分で作らないと具合がわからないでしょ」
「そうは言いますがあんまりにもお料理特有の言葉がわかりません」
「妖夢ちゃん」
「はい」
「私はいまだらだらしているの」
「はい」
「また今度ねぐう」

 寝てしまいました。
 Y子さんは普段きちきちですがダレる時はきちんとダレます。
 これぞ大人の女です。
 ケーキつくりは諦めました。
 また今度Y子さんのやる気があるときに挑戦します。
 クリスマスまでもうちょっとです。