2015/10/24
二年目244
今日はおやつを作っては食べ作っては食べの一日でした。
「安かったからバナナを大量に買ってきました」
そんなY子さんのセリフから始まりました。
そして美味しいバナナミルク選手権が始まったのです。
「妖夢、それなに?」
「イチゴです」
「はあ」
「どうしたんですかため息をついて」
「そんなの美味しいに決まってるじゃない。妖夢はわかってないわねえ」
「む、幽々子様それはなんですか?」
「きなことあんこよ」
「あ、新しい発想なのに美味しそうです!」
「Y子さんとカセさんのも見てみましょう」
作っている二人の元へ向かいました。
「Y子さん、それは」
「ヨーグルトです。パフェーみたいでいいかなあと」
さすがはY子さんです。
この時点ですごく食べるのは楽しみでした。
「カセさん、何を混ぜているのですか?」
「マヨネーズ」
「え?」
「マヨネーズ」
本日のおやつ
・イチゴバナナミルク
・きな粉あんこバナナミルク
・ヨーグルトバナナミルク
・マヨネーズバナナミルク
「……意外に美味しい」
「えっ」
カセさんのマヨネーズバナナミルクを飲んだ時のY子さんの反応です。
「Y子さん、カセさんにわいろ貰ってるとかじゃなくて?」
「何言ってるんですか幽々子様」
「えー妖夢飲んでみてよ」
「……はい」
意外に美味しかったのです。
「なんというか、バナナの甘さとちょっと酸っぱめのマヨネーズのそれが合わさって
なんかそれっぽく美味しいです」
「……そんなに言うなら」
幽々子様も飲んでみました。
何故か笑っていました。
「くふふ」
「どうですか?」
「くふふふ、まずくない」
なぜか幽々子様はツボにはまっていました。
面白い主人です。
選手権の結果は以下の通りになりました。
1.マヨネーズバナナミルク
2.きな粉あんこバナナミルク
3.ヨーグルトバナナミルク
4.イチゴバナナミルク
私のは「つまらない」とかの理由で再会になりました。
美味しかったのに、残念です。