2015/10/12
二年目231
「ずぞぞぞ」
「妖夢ちゃん」
「すみません」
おしゃれなカフェーに来ました。
本日のメニュー
・ナポリタン
・トマトサラダ
おしゃれなカフェーにY子さんとやってきました。
おしゃれなので決してスパゲティをすすってはいけません。
「いい雰囲気ね」
「幽々子様も連れて来てあげたかったですね」
「まあ紫様ともっといいもの食べてるでしょ」
「それもそうですね。私達もたんのうしましょう」
以前、咲夜と来た時は*1
甘いものしか食べなかったので
今回はスパゲティが食べられて良かったです。
「でもアリスさんのところの方が美味しいです」
「妖夢ちゃん、お店でそんなこといわないの」
「すみません」
Y子さんは一切すすることなくスパゲティを食べていました。
私も真似してみましたが、どうもたどたどしさが出てしまいます。
「なにか食事しただけなのに疲れましたー」
「妖夢ちゃんらしいわねえ」
「どういうことですか?」
「おしゃれな雰囲気が似合わないところとか」
「む、そんなことないですよ」
「おしゃれなこと言ってみて」
「……このアップルティ、とてもシャンゼリゼです」
「ぶふっ」
「Y子さん、カルボナーラをとばさないで下さい」
「すみません……ぶふっ」
Y子さんはツボに入ったらしく激しく笑っていました。
シャンゼリゼはどうやら地名のようです。
覚えているかたかなを適当に使うのは危険です。
相手がY子さんで良かったです。
幽々子様だったら二時間はばかにされていました。
気をつけることにしましょう。
*1 2015/05/10 妖夢ちゃんごはん日記二年目68