【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2015-09-20

2015/09/20
二年目210

「私は結構あなたを信頼しているのよ、妖夢」
「ありがたき幸せ」
「それに最近行っている修行の結果も悪く無いと思っているわ」
「もったいないお言葉です」
「だからそのドーナツ私にちょうだい」
「だめです」

 今日のおやつは最高に美味しいドーナツでした。

 本日のおやつ
 ・チョコドーナツ

「さくさく」
「はい」
「しっとり」
「はい」
「そしてチョコがちょこっと」
「はい」
「Y子さん史上最高のドーナツだと思うわ」
「幽々子様、私もそう思います」

「なにこれ一種のはずかしめ?」

 Y子さんがぽつりと何か呟きましたが無視します。

「だからそのせっかくの美味しいドーナツを主人にゆずってくれてもいいんじゃなくて?」
「私は幽々子様に我慢のできる主人になってほしいのです」
「私は貴方の子供じゃないのよ」
「もちろんです」
「本音は?」
「私が食べたいんです」
「じゃーんけん」
「ほいっ」

 幽々子様はきっと何かずるい手を使っているに違いないです。
 こういう時のじゃんけんは勝ったことがありません。
 ……じゃんけんて修行で強くなれるものなんでしょうか。