2015/07/24
二年目153
「あ、待ってたよ」
「邪魔です」
鈴仙が居ました。
本日のメニュー
・ホットドッグ
・レタスベーコンドッグ
・もらったそぼろおにぎり
「珍しいわね。お昼パンなんだ」
「貴方にはあげません」
「そぼろおにぎりあるけど」
「一口ください。私のは上げません」
「何いってんの?」
鈴仙は私と対等に交換条件するなんて思い上がっています。
「そぼろおにぎり美味しい」
「でしょ?! 師匠のそぼろはご飯何杯でもいけるのよ」
「たしかにそうかもしれないですが」
「え?」
「なんで口を開けてるの?」
「え、それ一口くれないの」
「だから上げないって」
ばかみたいに口をあけてる鈴仙が鬱陶しかったので
パンとレタスだけあげました。
うまいうまいと喜んでいましたがばかなやつです。
鈴仙に肉はあげません。