2015/06/02
二年目101
美鈴さんのところに行ったら
レミリアが門の前でサングラスを掛けて漫画を読んでいました。
「こんにちは」
「おう死人」
なにか機嫌が良かったです。
「遠い所わざわざ悪いね、なんかお菓子まで貰っちゃって」
「美鈴さんにはいつもお世話になっているので」
「感心感心。ところで私を見てなにか気づかないか?」
レミリアはちらちらと私に目線を向けてきました。
これは幽々子様もやる、変化に気づいてほしいあれです。
「髪の毛を」
「ん?」
「切ったのは少し前でしたね。今日はお洋服が」
「あ?」
「いつもと一緒ですね。そのサングラス」
「お!」
「サングラス、素敵ですね。高級品ですか?」
「あ、わかっちゃう? そうこれすごいサングラスでさ」
レミリアは結構ちょろいです。
本日のおやつ
・チーズケーキ
・ラズベリージャムティー
「さあ食べなさい」
「いただきます!」
レミリアは機嫌が良くなるとおやつをくれるので優しいです。
「ところで美鈴さんは?」
「んーなんか部屋で咲夜の手伝いしてる」
だからといって主が門番をやるのもなにかおかしい気がしますが
言ったら面倒くさそうなので黙っていました。
「なあ、お前んとこの主はおやつ何食べてんの」
「幽々子様は何でも食べますよ。和菓子からチュロスからチーズケーキまで」
「ふうんそっか。和菓子ねえ。今度咲夜に頼んでみよ」
今日はサングラスをかけながらおやつを食べた一日でした。
パラソルが無ければレミリアは死んでいました。
結構デンジャラスです。