2015/05/31
二年目99
「う、う、うわあ!」
「あわわわ」
「うふふ」
幽々子様と一緒におののきました。
Y子さんはにやにやと笑っています。
「ゆ、幽々子様、カセさんやフミタさんに報告してきます!」
「行って来なさい!」
私は走りました。
今日はすばらしき日でした。
本日のメニュー
・牛ひれステーキ
「あわわわ」
「幽々子様落ち着いて下さい!
ひれステーキがあまりにも香ばしく断面は血がしたたり見るからに肉汁が凝縮されているのがわかり
噛み締めたらきっと口内を幸せという名の快感に溺れし最強の剣士の名のもとに私は欲望を!」
「妖夢ちゃん落ち着いて。最後の方何言ってるかわからないから。ごくごく」
「だって! カセさんはなんでそんなに落ち着いて……」
「ごくごく」
「さっきから何を飲んでいるのかと思いきや
コップのお茶を飲もうともよだれのせいで全く減らないよだれお茶になっているカセさんだ!」
「ごくごく」
「あわわわ」
「そして幽々子様はまだおののいてる!」
パニックでした。
夕飯にステーキが出るとパニックです。
味はもちろん最高でした。
……自分もそうですが
ステーキ一つでだめになる白玉楼はちょっと危ないなと思います。