2015/05/14
二年目82
「Y子さんどどどどど」
「どどどどど」
「……な、なによ二人共」
「どどどどうしたんですか、季節じゃないですよ。
いいことがあったんですか?!」
「どどどどど」
「妖夢ちゃんの言いたいことがわかったけど
幽々子様はけらけら笑っているところを見ると妖夢ちゃんの真似をしていただけですね」
「なんか面白かったから」
「だって、この匂いは!」
本日のメニュー
・うな重(タレ)
「うーん!」
「いかがですか、幽々子様」
「もぐもぐ、ちゃいぽー」
「最高に喜んでいただいてありがとうございます。妖夢ちゃんは?」
「おほぉ……」
「ねえカセさん、今の妖夢ちゃんどんな状態?」
「ほっぺたを落としつつもあまりの美味しさに涙している姿。それに若干の高揚感を与えたものかな」
「なるほど納得」
「さすがカセさん、表現が上手ねえ」
最高でした。
うな重を食べられる私は幸せものです。
ごはんを食べながらうれしくて涙を流せるのは幸せです。
この幸福感につつまれながら眠ります。
おやすみなさい。