2015/04/11
二年目50
「あら」
「あ、ピザ屋さん」
藤原さんに出会いました。
本日のメニュー
・肉じゃが
・つくね
・きゅうりの漬物
・ぶり大根
「ここはよく来るの」
「はい。でも驚きました。ピザ屋の藤原さんが和食好きなんて」
「まああれは仕事だからね」
藤原さんはぶり大根でもしゃもしゃとご飯を食べていました。
以前ブラックコーヒーできめていた時とは偉い違いですが、やはり格好良いです。*1
「ここ美味しいわね。よく来るの?」
「はい。私の行きつけです。ご飯だけでなくおみそ汁もおかわりできるので
とてもいいお店です」
「なるほど、それはいい」
食べ終え、藤原さんは爪楊枝をしーはーしているところにお誘いをしてみました。
「これ、今年の白玉楼の招待状です」
「ふうん? 来週ね」
「ええ、これますか? 藤原さんなら皆きっと歓迎します」
「そっかありがと。きっと行くわ」
藤原さんはそう言ってさっそうと去って行きました。
しかも、私の分の肉じゃが定食のお会計も済ましてくれました。
「藤原さん!」
「いいのいいの。じゃあまた今度。きっと行くからね」
いつまでも格好いい方です。
ああいう方になれたらいいなと思います。
シャツが裏表逆だったことは黙っておくことにしましょう。
*1 2015/01/12 妖夢ちゃんごはん日記322