2015年3月14日
二年目22
「あれ美味しいなにこれ」
「妖夢が用意したのよ」
「えへん」
「あらまあ妖夢、無い胸を出してえばっちゃって」
「……」
「そ、そんな怖い目をしないでよ妖夢」
幽々子様をつい睨んでしまいました。
でも、この場合幽々子様が悪いのです。
「そんでなんなのこれ」
「人里で人気のぐみです」
「へえ、ぐみなんだこれ」
本日のおやつ
・人里で人気のぐみ
「妖夢がこんなおしゃれなお菓子知ってるなんてねえ。ぽりぽり」
「妖夢ちゃん、ありがとうね。へえ周りがかたくて中身はやわっこいむにゅむにゅ」
「いえいえ当然のことです。Y子さんにはいつもお世話になっていますからぽにゅぽにゅ」
「妖夢も成長したわねえまぐまぐ」
「ところで、これ○円したんですけど結構安いですよね」
「……」
「……」
「ど、どうしたんですか二人共」
「もう、無粋ったらないわねえ。ごめんねえY子さん」
「いえ幽々子様。妖夢ちゃんはこうじゃないと」
プレゼントに値段の話はタブーだったそうです。
次からは気をつけます。
来年は私がチョコの番でしょうか。
今から楽しみです。