【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2015-03-05

2015/03/05
二年目13

「ご馳走様でした」
「Y子さん、食後のお茶は紅茶にしてちょうだいな」
「はーい」

 紅茶を飲んでいるとY子さんがそわそわとしていました。
 なんとなく聞いてみました。

「Y子さん、なにをそわそわと」
「今日のおやつとか聞いてみてよ妖夢ちゃん」

 面倒くさいやつでした。

「今日のおやつなんですか」
「内緒ー」
「面倒くさいなあ」

 思わず声に出してしまいました。
 はたかれました。

 本日のメニュー
 ・チョコバナナヨーグルト

「こ、これは!」
「知っているのですか幽々子様!」
「チョコバナナにヨーグルトをつけたチョコバナナヨーグルト!」
「そのままですね!」

 チョコバナナヨーグルトはとても甘いのですが酸っぱくてすっきりした甘さです。
 チョコとバナナとヨーグルトのいいところを全部とっています。
 
「幸せですねえ」
「妖夢、ここで私はこのチョコバナナヨーグルトに更に一品追加するわ」
「なんですって!」
「これよ」

 練乳でした。
 これはまずいです。
 暴力です。
 甘さの暴力です。

「あわわわわ」
「甘い、甘すぎるわ。だけど美味しい」
「わ、私も」
「だめよ妖夢、これは許された人にしかできない所業」
「所業て」
「これを許される大人になりなさい」

 そういって幽々子様はバナナをもくもくと食べていました。
 私もこういう大人になりたいです。
 ……なんか、こうやって文字に書くとくだらない気がしてきますが
 気のせいだと思います。
 気のせいです。