2015/01/12
お店が開き始めたので炭を買いに行きました。
書き初めをやるためです。
「炭を下さいな」
「はいいらっしゃい」
「……えーと。あ、あれ? お金が……ちょっと待って下さい。あれ?」
「ねえ、立て替えておこうか?」
「あ、藤原さん」
藤原さんに出会いました。
本日のおやつ
・抹茶パフェー
「す、すみません。お金を貸して貰った上にパフェーまでごちそうになっちゃって」
「いいのいいの。ちょっと時間を潰す必要があったのよね」
藤原さんは今から寺子屋で行われるドッヂボール大会に出るようで
張り切って準備して家を出たら早くつきすぎてしまったようです。
「貴方も参加する?」
「い、いえ、私は小さな子どもが少し苦手でして……」
「そう。まあ確かにみんな元気だから少し、ね」
藤原さんはケーキをなにもいれないコーヒーで流し込んでいました。
かっこういいです。
「コーヒー、何も入れなくていいんですか?」
「ああ、あんまり甘すぎるのが苦手なのよ」
「藤原さんでも苦手なものがあるんですね」
「そりゃあね」
藤原さんは苦く笑っていました。
幽々子様とは違う、大人な感じがします。
次絶対にお金を返す約束をして藤原さんと別れました。
ドッヂボール、少しだけやりたかったです。