【おしらせ】07/07 特集「妖夢ちゃんのブチギレお祖父様集」更新!

2014-07-20

2014/07/20

 雨がしとしとじわじわ降ってきたので今日は修行場に行きませんでした。
 私はWiiFitをやろうといつものテレビ場に行きましたが
 誰も居ませんでした。
 一人でやってもいいのですが
 この前すぐ飽きてしまったのでやはりやる気が出ませんでした。

 幽々子様を探して台所、お風呂場、縁側に行ってみましたが
 どこにも居ませんでした。
 ここまで探していないのであればきっと自室に居るのだと
 おやつをもって幽々子様の部屋に向かいました。

「こんこん」
「はぁい」
「幽々子様、入っていいですか」
「いいわよお」

 幽々子様は机に向かってなにやら手を動かしていました。
 ポエムでも書いているのかと思ったら何やら携帯のゲーム機のようでした。

「何をやっているのですか? おやつを持ってきました」
「あら気が利く。これは今ね、冒険に出てるのよ。ほらかっこういいドラゴン」 
「本当だかっこいいですね」

 本日のメニュー
 ・もみじ饅頭

 もみじ饅頭は貰い物らしいです。
 私は安っぽいもみじ饅頭が好きです。
 あんこに辿り着くまでに苦労するもみじ饅頭が好きです。

「幽々子様、それ私にももうちょっと見せて下さいよ」
「じゃあここに来る?」

 幽々子様は自分のひざをぽんぽんと叩いて促してきました。
 流石にそれは恥ずかしいです。
 私はもみじ饅頭をお茶で流し込んで幽々子様に言いました。

「私はもう子供じゃないのでそういうのはしないのです」
「ふうん、じゃあもう妖夢は私と触れ合わないのね。ふうん」

 

 気づいたら私は幽々子様の膝の上にのって
 ゲームボーイを眺めていました。
 まあ、たまにはこういうのもいいです。
 こうやって子供に戻るのも悪く無いです。
 久しぶりに幽々子様の匂いをかぎました。
 優しいももの匂いがしました。なんか、とても良かったです。