2014/06/26
ふとアリスさん宅で食べたしそカルボナーラを思い出したので
Y子さんに頼んでみました。
「Y子さん、私カルボナーラが食べたいです」
「ふむ、その案頂こう」
晩御飯はこうなりました。
・ベーコンとほうれん草のカルボナーラ
・なめこ汁
・さつまいもの甘煮
・きんぴらごぼう
「……」
「今日は妖夢ちゃんのリクエストです」
「……」
「……た、確かにいいましたけど」
「……」
「幽々子様！ そんなにじいっと見ないで下さい！」
もともとご飯を炊く予定だったのに私がカルボナーラが良いといったので
こうなったそうです。焼き魚がつかなくてよかった。
でも、幽々子様の視線が痛かったです。
「いただきましょう幽々子様」
「……いただきます」
「はいどうぞー 妖夢ちゃんのリクエストですー」
「Y子さんもそればっか言わないで下さい！」
いやな大人です。
ですが、なんだかんだ美味しかったです。
ホワイトソースときんぴらの醤油。
悪くない組み合わせでした。
「さすがだわY子さん。結構なおてまえで」
「幽々子様はいつも綺麗に食べてくれるから嬉しいわー」
「ほら、やっぱりおいしかったですね！ ね、幽々子様！」
「Y子さんが作った料理をなんで妖夢が自慢しているのよ」
「……そうですけど」
今日は幽々子様が意地悪です。
しょんぼりとした私をみてくすくすと笑っていました。
まあ、食後のわらび餅を一つくれたので許してあげますけど。
今日は、新たな可能性を見つけた一日でした。
