2014/04/07
朝、目が覚めたらお味噌汁の香りが漂ってきました。
はて、何故でしょうと思って寝ぼけ眼で部屋を見渡すと
襖が開いていました。
どうりで寒いはずです。
ただでさえ今日は寒いのに襖が開いているならなおさらです。
何故襖が開いているのでしょう。
答えはすぐにわかりました。
「むにゃむにゃ」
幽々子様が腰にまとわりついていました。
寒かったので入ってきたのでしょう。
いつもはすぐ起きますが、今日は少しだけ、布団に長く入っていました。
本日のメニュー
・高菜チャーハン
・ほうれん草入り玉子焼き
お昼は辛いものでした。
Y子さんの高菜チャーハンは辛めです。
本当に辛めです。
体が熱くなります。
寒い時にあたたかくなるものを作ってくれるY子さんは素晴らしいです。
さて、順番は逆になりましたが今日は幽々子様が修行場にやって来ました。
まほう瓶に入ったあついお茶をくぴくぴと飲みつつ私の修行風景を眺めていました。
久しぶりに幽々子様も剣を握りますか? と聞きましたが幽々子様は
「私はいま温かいお茶を握っているので無理なのよ。妖夢に任せるわ」
とのことでした。
寒い中来て頂いて申し訳ないのですが
幽々子様の体を心配して、早めに帰ることにしました。
そうして白玉楼の私の部屋で食べたのが高菜チャーハンです。
「からいわねえ」
「お水、ありますよ」
「ありがと」
「そういえば幽々子様」
「ん? もくもく」
「今朝はなんでお布団に入ってきたのですか? 寒かったのですか?」
「ああ、そうねえ。ほら、今日は温度が低かったから」
「? 寒かったのですね」
「うん、温度が低かったのよ」
「?」
「妖夢は昨晩冷えたでしょ?」
「はい」
「だからよ」
「?」
幽々子様はなぞです。